エギング王国広島 エギング寅さん
アオリイカを求め、エギング寅さんが広島から通うエギング漫遊記

第9話 男はえぎんぐ 柴又慕情 8 years ago
呑み過ぎ、食いすぎ、大満足、江田島大好き寅次郎

寅でございます。

そもそも、俺は江田島が大好きだ。
10代の終わりに、最も熱い恋愛をした女の子も江田島の子だった。

いまは、江田島にあった彼女の家も取り壊されてなくなっている。
駐車場になっていた。夜中に原チャリを当時住んでいた阿賀から走らせて
親御さんの目を盗んで、ほんのつかの間の逢瀬を重ねた、あの頃が懐かしい。


そんなこんなの大好きな江田島に、俺達のエギングプロフェッサーまるもっさんは、住んでいる。


三隅でのエギング以来の集会だ。
一晩中エギングと宴会を楽しもう、という企画だ。
遠路はるばる、因島から、オリャー君も駆けつけた。


調度、その数日前に、男・清原和博さんの引退試合があった。
俺が中学三年生のときにプロデビューをした清原さん。
20年以上もプロ野球界の(いい意味での)番長だった。
俺とは根本的に人間のタイプが違うが、男として非常にカッコいい人だ。

そんな感じで、オリャー君と俺の住処リバーヒップから江田島へ向かう車中のBGMは長渕剛さんのCDだった。

オリャー君は、俺の「スクイッドジャンキー」が未だアオリイカの重さを感じていないことを気にし、今回の釣行で「ジャンキーちゃんにアオリイカを釣ってもらいましょう!」と張り切ってくれていた。

そもそも、夏の間、黒鯛落とし込みに目覚めてしまった俺は、ほとんどエギングをしていなかった。当然のごとく着底云々などの初歩的なテクニックも何も身についていなかった。

それは、今でも同様なのだが・・・

この日もすでに10月4日(08年)。それまでに、オリャー君やオーミさん、まるもっさんらは既にたくさんの秋イカを釣っていたが、俺はといえば、モチベーションもあがらずエギング殆どしていなかった。仕事サボりながら数分レベルだったと思う。

この晩も江田島に到着し、最初の小一時間エギングしたものの、直ぐに肉に釣られてバーベキュー三昧を楽しんだ。

まるもっさんが、それまでに釣っていたアオリイカ
みやた様が持ってきてくださった最上の肉
ビールが進む
焼酎がスイスイ体に入る

宴も進み、防波堤にロッドを担いでオリャー君と攻めに行く。
これまでの人生のことなどコンコンと話あった。

酒が進みすぎて、俺はグロッキーで車で睡眠。
実は、けっこう記憶が薄くなるほど飲んでいた。

後日、オリャー君のブログを読むと、エギングというか釣り、そのものに対するスタンスの違いに戸惑った。上手くなる奴は上手くなるために貪欲で、そして釣りに真摯に向かい合っている。

この日の俺は、ただ単に「焼肉目当て」だった(恥)

目が覚めると、既にみやた様はしゃくっていた。
目を見張る光景だ。三隅の話のときもそうだが、みやた様の釣りに対する貪欲さは尊敬に値する。
oumi7.jpg

そんなこんなで情緒不安定で、体質的にとてもいい加減な俺ではあるが、その姿をみて「がんばろっと」と思い、防波堤、桟橋周りをウロウロしつつ、しゃくってみたが、なかなかこの場所は攻略が困難だった。

さすがのオリャー君は、名人まるもっさんの話をちゃんと頭にインプットしそれを活かし、貴重な一枚をゲットしていた。

釣果だけに流されず、己の技の向上と、その時、その時の「得たもの」をちゃんと把握できる彼の性格はすごいな、と思う。

まさに、杉原名人の「Good Fishing」を理解しているといえよう。
俺の場合、ついつい「釣果が全て」になってしまうところがある。


こうやってアオリイカに失恋して、帰ってきて、それでもさほど悔しさを感じない、自分のふがいなさ…

そんな事に気がつくのもまだまだ先のことなのである。

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